ITだとかパソコンだとか、
インターネットやらスマホやら・・・
技術の進歩の速さについていくのもやっとって感じだが、
それにしても凄い時代になったもんだっ。
もはやコンピュータの無い世界なんて
想像もできんっっっ
そんな時代において、
コンピュータやITの話になると
「さっぱり訳が分からん・・」と頭を抱える人も多い。
そんな人たちには
「まずは“ITパスポート”の勉強から始めたら」
などとアドバイスするも、
それすら「難しくてなんのこっちゃ分からん」と言われたり。
医療情報技師を目指して勉強する人たちも、
情報処理やシステムのところでつまづいてる人も多いとか。
ちょっとコンピュータから離れて考えてみる。
日常生活の中で、他人とコミュニケーションを取るときに、
同じ日本人同士で、同じ日本語を使っていれば、
それほど意思疎通がうまくいかないって場面はあまりなくて、
ちゃんと話が通じる。
例えば「1+1=2」ってことは誰でも知っている。
それは自明の理だから。
それが通じないってことはあまりない。
これって、大多数の人が義務教育を受けていて、
ある一定のレベルまで物事を知っていたり、
言葉の意味を知っているからこそできること。
ところが、
これがコンピュータの話になると、
途端に通じなくなる。
コンピュータに詳しい人と、
全く分からない人との格差ってのが
恐ろしいほどの差があるので、
会話がかみ合わなくなる。
コンピュータウイルスの話をして、
「とにかく気を付けてね〜。変なメールは開かないように」
なんて話をしたときに、返ってくる質問が・・・
「それって人にうつるの?」
コンピュータウイルスを、自然界にいるウイルスと混同すると
こんな疑問が生まれてくるわけで。
例えて言うならば、
詳しい人たちにとってみたら
「1+1=2」と同じくらいに当たり前のことが、
詳しくない人たちにとってみたら
「1+1=?」だったりする。
前提条件になっているものが違えば、
そりゃ会話も通じないわな。
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先日、父から
「メールの仕組みが分からん」というので、
1から順番に教えてみたものの、
なんで違うプロバイダに契約している人に
メールが送れるのかがどうしても理解できないようで・・・
「電話だってNTTだろうが、KDDIだろうが、繋がるでしょー」
って言ったら、「ぁぁそうか」と言っていたが、
まぁ、理解できてるかどうかは・・・
子どものほうがすんなり覚えられるのだろうけど、
大人になるとなんでも“理屈”で考えちゃうので、
それが邪魔をして理解の妨げになってるのかもしれん。
まぁ、大人になるってのはそういうことなのだろう。。。
・・・という変な結論で締めくくってみる(笑)
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2017年05月26日
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そういえば以前、職場の同僚が
ノートPCを触って
『熱い!熱がある!ウィルスに感染したかもしれない!』
と真剣に言っていたのを思い出します。。。
むぅ・・・
なかなか説明が難しいところですね。
その方はその後、理解されたのでしょうか・・・・
('▽')