酢語録BLOGの人気カテゴリ→診療情報管理士 医療事務 酒びたり

2017年01月10日

「保健医療データプラットホーム」・・・診療情報管理士の新たな活躍の場に。

1CE9AF1A-3BF0-41A5-9761-5D49F8E53CA9.jpg
※「保健医療データプラットホーム」の概念図(すだちさん作画)

「保健医療データプラットホーム」創設に向けて、
厚労省が動き出している。

医療の情報だけでなく、
介護の情報や健康診断の情報などを
ビッグデータとして分析して、
医療・介護の質を向上、効率化を図るのが狙いだ。

医療や介護は、
それぞれ別々の制度のもとで動いていて、
データも別々に管理されている。
健康診断のデータも健診機関や組合などで管理されているので、
一元化されていない。
そのため、健康な状態から治療が必要な状態、介護を受けるまでの状態・・・
その流れを一体的に分析することができないのが現状だ。

厚労省は、
審査支払機関にビッグデータを管理させる方式を検討しており、
レセプトから膨大なデータを引き出す。
介護分野もデータベースの運用を作り変えて、
医療・介護データの結合作業を行う予定。
健康診断は、記録の標準化を進めて統合し、
最終的には全データを集約して審査支払機関で運用する。





この動きの中で、
診療情報管理士は重要な役割が果たせるのではないか・・・
ぜひ、この流れに乗るべきだと思うがいかがか?
いままでも、再三に渡って書いてきたことにも繋がっている。

・・・というわけで、
過去記事を再録しておく。




====================


「医療機関はスペシャリストの集合体である。
医師、看護師、薬剤師、放射線技師・・・etc
彼らは理系のスペシャリストだ。

診療情報管理士は文系・理系という垣根を越えた存在で、
病院を俯瞰的に見ることのできる存在である。

であるならば、診療情報管理士こそが、
医療機関の管理・運営を行うに適した人材ではなかろうか。

そういう立ち位置になってほしい・・・という果てしなき夢かもしれんが、
そんな願望を持っているわけで。

まずは診療情報管理士としての地位の確立。
社会的認知を広げないといけないし、
業務内容を明確にし、権限を構築すべく、
法的な裏付けが必要となる。

・・・(中略)・・・

まずは業務を拡大して
さまざまな部分で活躍の場を広げていくことかと。

“情報”を扱うプロとして、
“情報”のあるところに仕事があるんだと」


診療情報管理士の立ち位置とは?(2015/06/02)より抜粋





====================


「かつての医療は、病気や怪我を治すことに主眼が置かれていた。
つまり、“医療”と“診療”はほぼ同義の言葉であったと言える。

しかしだっ
これからの医療は人の健康の維持・回復・促進といったものを
目指していかなければならんと思うんよね。
そうなると、医療だけの話ではなくて、
その中で保健・医療・福祉・介護は連携していくことが求められているわけ。

そういう時代の中で診療情報管理士は
「診療の情報だけを扱えばいいのだ」なんてことを言っていたら
時代に取り残されてしまうぞーーきっと(*○*;)

診療情報管理士として、培ってきたノウハウ、
すなわち情報の管理・利活用の技術。

それを“診療”の中だけにとどまらず、
医療機関以外に、保健機関や介護施設等にも
活動の幅を広げていってもよいんじゃないかぁぁぁぁ

診療情報管理士は情報を扱うプロである。

今後、マイナンバー制度が導入されれば、情報の共有化はさらに進むことになる。
しかし、世の中が便利になる反面、
個人情報の漏洩などの問題も今以上に深刻化する懸念もある。
昨今でも大企業による個人情報漏洩事件が起こっており、
その対策が急務となっている。
そこで、個人情報を扱うスペシャリストを
各企業に配置することが義務化されるのではないだろうか。

そうなったときに、
医療の分野でそれを担える存在なのは診療情報管理士を置いて他にはない。
だからこそ、診療情報管理士は“診療”の現場にとどまらず、
活動の幅を広げる必要があるのだ」


診療情報管理士の新たな活動分野(2015/04/08)より抜粋




====================


「これから先の少子高齢化の中で、
医療機関はこれから在宅医療とか介護事業とか、
予防医学などの健診事業など・・・
事業として拡大していく流れがあって、
それぞれの分野にそれぞれに“情報”があるわけで、
そこに診療情報管理士が介入して、
全体として情報の精度を上げていく・・・

そうすることによって情報の共有化を図り、
集積したビッグデータから
さらなる利活用が可能になると思っているし、
診療情報管理士が関わることで安全性の担保とか、
そういうことにも繋がると。

DPCやがん登録も当然に大切なことである。
でも、診療情報管理士の活躍の場はそこだけじゃない」


第40回日本診療情報管理学会学術大会・盛岡(2014/09/16)より抜粋



====================


「・・・(前略)・・・在宅医療は、
患者を支えること、患者に寄り添うこと、患者と共に歩むこと。
つまり、患者本位のマネジメントが必要ということ。

これが在宅医療の「理念」とも言えるもの。
そして、それを実現するために必要なのがシステムの構築。

理念を目指すためには
医者だけの努力ではどうにもならない。
多職種による質の高いチーム医療が必要。

そして、一医療機関だけでなく、
医療や介護のさまざまなサービスとの連携も必須だ。

そういった地域のニーズにシステムを駆使して応える。
「情報の共有」「情報の統一」それらができて
チーム医療としての土台ができる。

その土台の上に「人財」が揃って
初めてチーム医療が成り立つのだ。

・・・(中略)・・・

システムの構築の話や、
情報の共有や統一の話の部分には、
すだちさん的な思いで言うと、
診療情報管理士や医療情報技師が
しっかりと介入してチーム医療を下支えができるのではないかなと。
後方支援的なサポート役として活躍の場がありそうな気がー」


在宅医療にも診療情報管理士・医療情報技師の活躍の場を(2014/08/26)より抜粋
posted by すだち at 22:33| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療情報管理士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック