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2014年10月16日

「診療情報管理士」の資格を取ると“食っていける”のか?

「ネットで調べてたら、診療情報管理士って資格を見つけたんだけど、
これって取ったら“食っていける”のぉ?」



そんな質問を受けることがある。

あるいは「この資格を取ったら意味があるのか」とか「就職に有利になるのか」とか・・・などなど。




う〜〜ん(_-_)




なんて答えようか悩ましいところだけど、
その前に、そもそも「資格」って何ってとこから考えてみましょ。



「資格」には大雑把に分けて二つの側面がある。


一つは“免許”としての資格
その資格を持っていない人はやってはいけないというもの。

もう一つは“能力認定”としての資格
つまり、ある一定の能力があることを示すもの。



世の中にある「資格」ってのは、
この二つを併せ持つものと、
能力認定としての意味合いだけのものと二種類ある。




2つを併せ持つ資格の代表的なものは、
医師や看護師、弁護士や司法書士など。
広い意味では車の運転免許もそう。




さて、診療情報管理士・・・これは業務独占資格ではないので、
この資格がないと業務ができないというものではない。
あくまで能力認定としての、
診療情報管理士として働くための最低限の知識を持っていることを
示しているだけである。





ところで、弁護士を例にとると、
“超”がつく難関資格なので、
資格をとれば「食える」と思われがちであるが、実際は少し事情が違う。
やり手の弁護士であれば、ガッポガッポと儲けている人もいるが、
それは資格取得者の中でもごく一握り。
逆にサラリーマン以下の年収で苦しんでいる人だっている。

歯科医師なんかも高収入資格の代表と言われてきたが、
町には歯科があふれて飽和状態。赤字に喘ぐ歯科医師も多いとか・・・








さて、ここで最初の問いに戻る。

「診療情報管理士の資格を取ったら“食っていける”のか?」


この問いの答えは、
どんな資格でも言えることであるが、

「資格があるだけでは“食えない”」


・・・となる。







そもそも求められるものは何か?

それは「技能と経験」だ。





「資格」はあくまでも生きていくための道具でしかなく、
どんな優れた道具を持っていたとしても、
それを使いこなせなければ、何の役にも立たない。
宝の持ち腐れでしかないのだ。




では、
「技能と経験」がなければ「資格」は意味がないのか?




・・・意味あるものにできるがどうかは本人次第。
「資格」を取ったからといって、希望の仕事に就けるとは限らない。

それでも、経験を積むことで「技能」を修得することができる。

自分が思い描く仕事とはどんなものか?
それを実現するためには、どんな技能を身につければよいか?
考えながら経験を積んでいけば、自ずと道は開けるものだ。






「資格」という道具を身につけて、
それを使いこなす訓練をしっかりと積むことで、
目指すべきものに到達する。



理想とする先輩とか上司とか先生とか。
彼らだって「資格」を取ってから、
それなりに苦労があったり努力したりして、
今の地位にいるということ。



資格取得はスタートラインなのだ。
posted by すだち at 12:33| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 診療情報管理士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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